語学サービスANC - 大阪- 講師派遣(企業・法人向け語学研修)、翻訳サービス、通訳サービス、オンラインレッスン、語学スクールなど
Recent posts

最近の投稿

駅の改札口について

日本では、改札口が存在するのがごく自然なこととされている。私はそれが世界中どこにでもあるものだと考えていたが、ヨーロッパの一部の国々には改札口が設けられていない場合があり、驚きを禁じ得なかった。無賃乗車が多いのだろうかと思いきや、そうではないらしい。というのも、ヨーロッパの鉄道システムでは車内でのチェックが行われており、もし乗車券が不正であれば、罰金として規定運賃の三倍を支払わねばならないという。私がこれまで乗車した列車はほとんどヨーロッパのものであり、他の地のことはわからない。しかし、アフリカやアジアの多くの国々は、かつてヨーロッパの植民地であったことを思えば、彼の地の制度もおそらくヨーロッパに似ているのではないだろうか。 ヨーロッパを鉄道で旅する際、ユーレイルパスの便利さには感嘆するばかりだ。1ヶ月、2週間といった種類があり、その期間内であれば、何度乗り降りしても一律の料金で、しかも一等車を利用できる。学生向けのスチューデントレイルパスも存在するが、これは二等車にしか乗れない。ただし、ユーレイルパスはヨーロッパ以外に住む外国人旅行者のみが購入できるもので、ヨーロッパ在住者は購入できない。また、ユーレイルパスのほかにも、ジャーマンレイルパスなるものもある。逆に、日本にも「ジャパンレイルパス」というものがあり、これが外国人旅行者にとっては非常に便利だと感じる。日本の鉄道網は非常に発達しているので、このパスを使えば、旅行が一層楽になるだろう。